ウォーミング・アップ
2015/10/25(日)
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しばらくお休みしていたので、少しだけウォーミング・アップが必要ですね。

ピンクゴールドのネックレス。
とても可愛らしい、女性らしい色。
そのネックレスに小さな鍵をぶら下げました。
鍵は、ピンクゴールドの雰囲気とは違って、実用的なもの。
ヴィトンの南京錠も持ってるけど、そうじゃなくてアルファ社のもの。

「なんの鍵?」
って、しょっちゅう聞かれます。
男性からも女性からも。
聞かれたときには、大切そうに鍵を握りしめながら
「ひみつ〜」って答えるんです。
家の鍵だったら、彼氏の部屋って思われるかもしれないけど
どうみても、大きさが違うでしょ。
家やマンションの鍵だったらも、もうちょっと大きいでしょ?

もちろん、ある男性の貞操具の鍵です。
鍵を開けて下さいってオネダリしたら・・・
射精したいとか、触って欲しいとか、オネダリしたら・・・
私の言ったことに従わなかったら・・・
貞操帯が苦しいとか痛いとか、聞いてもいないのに不平不満を言ったら・・・
ハンドシグナルに反応できなかったら・・・
「一週間ね」って言います。
それは、解錠が一週間延期されたってこと。
「一週間」って言われたら、すぐにカレンダーにバツ印を7つ書き足すように躾をしておいた。
そう。
自分で書かないとダメだよね。
自覚しなさいね。
認識しなさいね。
私がきまぐれに「一週間」って言うかもしれないよね。
たとえ君が、何も悪いことしていなくても。
バツ印を書き足している姿って、とっても可愛らしいよ。
絶望と興奮が入り交じった目で、私を見つめたって、許してなんてあげない。
文句ある?
あるなら言ってごらん。
「もう一週間、必要かしら?」
って聞いてあげる。
っていうか、そう聞かれただけでバツ印を7つ書くように躾されてたでしょ?

ねえ。
私が「いいよ」って言うまで、ずーっとバツ印を書き続けてごらん。
ゆっくりでいいけど、ペンを止めちゃダメだからね。
君が絶望しながらバツ印を書いているところ、ちゃんと見ててあげる。
嬉しいな。
君が、自分を壊すための儀式を見せてくれるんだもんね。
いくつ書いたら、君は泣き始めるかな。
いくつ書いたら、恐怖を感じてくれるかな?
恐怖で泣き始めたら、「いいよ」って言ってあげるね。

今日も、君の鍵、私の胸にぶら下げておくよ。
誰か、貞操帯の鍵ってことに気づいてるかな。
そうそう。
次に君に会うときね、鍵が増えてるかもしれないよ。
それ見ても、泣いちゃダメだよ。
なんの鍵か聞いてもいいけど
聞かない方がいいかもしれないよ。
だって、先に解錠して欲しくないって思うはずだから。
バツ印の数、競わせちゃうよ。
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