ショートストーリー その31
2015/11/22(日)
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貞操帯で苦しんでいる方へのプレゼントです。
他の方にも楽しんで頂けると思いますが、気持ちとしては、貞操帯で施錠している方に贈っています。
他の方にも楽しんで頂けると思いますが、気持ちとしては、貞操帯で施錠している方に贈っています。

「拷問ゲームで遊びましょう」
そんなメールを送りました。
貞操帯で3週間目を迎えた男友達に、メールを送りました。
残酷なゲーム。
拷問をさせるゲーム。
そうです。
拷問されるのは、私。
彼の部屋を訪れたのは、小春日和の午前11時ころ。
デパ地下でお弁当を2つ、おにぎりや総菜を2食分、合計4食分を買ってから。
マッキントッシュのダッフルコートの下は、下着、コルセットキャミ、ストッピーのガーターストッキングだけ。
拷問が始まったら逃げられないように、拘束具も用意してきた。

貞操帯の鍵の隠し場所を、私は拷問されて聞き出されるんです。
抵抗らしい抵抗もできない姿にされて・・・
恥辱と性感を弄ばれて・・・
もし鍵の場所を教えたら、犯されても文句は言えないっていうルール。
好きなだけ触られて、好きなだけ感じさせられて、恥ずかしくても顔を隠すこともできなくて。
逝かせて下さいって泣いても、もう逝かさないでって泣いても、拷問され続けるんです。
制限時間は12時間。
それまでに聞き出せなければ、貞操帯の解錠は無期延期っていうルール。
どっちも必死。
どっちも夢中。
次の日は、腹筋が筋肉痛になってしまうほど。

そんなルールをUクンに話してみた。
Uクンは、貞操帯19日目の貢ぎマゾ。
やってみる?
って聞いたら興奮で過呼吸みたいになっちゃった。
だって、Uクンは私に指一本触れることすら禁止されたマゾだから。
私のこと、好きに触れるなんて夢のまた夢だったから。
私のことをマゾに堕とせたら、奴隷同士になれるね。
私が、赤い顔をして囁くと、Uクンも真っ赤な顔になってた。
ねえ、今まで拷問ゲームは10回したことがあるんだけど・・・
私はね、1勝9敗なの。
って。
貞操帯がメキメキって音を立てたから、ふたりは顔を見合わせて笑った。

ちゃんとコメント欄まで目を通していますか?
たまに、記事本文よりも扇情的な返事を書いていますよ。たとえばこれとか。
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