暗示 その１１（クールダウン）
暗示シリーズも、しばらくお休みにしますね。
最後に、「暗示プレイ」の後の
S嬢と言っても、私だって優しい気分で
首輪、外しましょうね。
汗をかいたでしょ？
首輪をしたまま寝ちゃったら、アセモになるよ。
首輪の形のアセモなんて、恥ずかしいでしょ。
寝ているときに、リードが絡まったら、窒息しちゃうし。
外してあげる。
気に入ったんだったら、今度のときも、つけてあげるよ。
んっと。その前に・・・
キスしてあげるね。
ん？ キスはしないって言った？
言ったよ。
でも、あれは、そういう意地悪なアソビ。
本気じゃないよ。
ん？ 本気だと思った？ そんなに意地悪じゃないよ、私。
君のこと嫌いで苛めてるんじゃないよ。
大好きだから、苛めたくなるんだよ。
私だけのペットにしておきたいから、
いっぱい躾をしてるんだよ。
君は、私の宝物だから。
とっても大切に苛めてあげる。
壊さないように。
飽きないように。
飽きられないように、どんどんエスカレートするかも。
でも、許してくれるよね。喜んでくれるよね。
ねえ。 本当にマゾになったの？
それとも演技？
私を楽しませるための演技なのかな？
無理しないでいいよ。
私、自分でも異常だってわかってるから。
こんなふうにしか、愛情表現できないから。
もし、君が、本当にマゾになったんだったら、
私が責任とってあげる。
ずっとずっと、苛めてあげる。
ずっとずっと。
そんな私と、ずっと一緒にいて、苛めさせてくれる？
本当？ 私以外の人に、マゾってこと、ばれないでよ。
嬉しいな。
じゃあ、とっても優しくキスしてあげる。
どこにキスして欲しい？
唇にしてあげようかな。
ん？ 私が優しくしたら、
急に男らしくなったね。
いつも普段は、こんなふうに男らしいの？
へえ。 こういう君も素敵だね。
普通のエッチ、したい？
そうなんだ。 エッチしたいんだ〜
「マゾのくせに。」
クスクス。
目が泳いでるよ。
なんでそんなに動揺してるの？
せっかく、ラブラブ・モードだったのに。
たった一言で、マゾに戻っちゃダメでしょ。
暗示が効いちゃってるのかな？ あはは。
マゾの気分じゃなかったのに、
一瞬でマゾに堕ちたでしょ？
私の気分次第で、いつでもマゾになるって言ったでしょ。
忘れてた？
あはは。
いいよ。 首輪したまま寝ても。
朝までずっとペットでいたいんでしょ。どうせ。
それとも、パドロックもしてあげようか？
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どうでしたか？
プレイ終了のあとに、不意をついたキーワード。
油断していると、いつでもマゾに堕ちち ゃうから、気をつけて下さいね。
さて、M男大量生産作戦は完了しました。
３０人くらいのM男が生産されたでしょうか？
後悔してない？