嫉妬犬 その1

自分でブログを読み返すと、恥ずかしく感じることがあります。
というのも、ブログではかなりエスカレートした時のことを書いているからです。
たまに刺激が欲しくなったときはエスカレートしますが、それは滅多にありません。
例えば、施錠式の首輪を嵌めて鍵を掛けて、リードで繋ぐくらいのこと。
鍵をネックレスに通して胸元にぶら下げて、それを見せつけるくらい。
それくらいのソフトな感じが好き。
マゾのスイッチを入れてあげるのに、それ以上のことはしてあげないんです。
マゾでいることを許してあげているだけの時間。
それがM系男子の幸福な時間だから。
イジワルなことを言ったりすることも珍しくて、ただリードを握 ってるだけ。
脚のマッサージをしたいなら、させてあげる。
その関係のまま、ゆっくりとした時間を過ごすだけ。
そういうことが90%以上だと思います。

ただ・・・
リードをクイっクイって引っ張るだけで、マゾ顔に染まるのって楽しいでしょ?
だから、テレビのコマーシャルになるたびに、そうやってマゾのスイッチを入れるんです。
コマーシャルが終わるまでの2分間だけ、スイッチを入れて遊ぶんです。
でもね・・・
それだけでカチカチにしちゃったら、たまには苛めたくなりますよね。
リードをクイって引っ張るだけで発情しちゃうんですよ?
男としてのプライドはないの?って笑いたくなるでしょ?
そう・・・
リードを軽く引っ張られるだけで発情できれば、苛めてもらえる。
そのことを、少しずつ気付かれないように擦り込んでるんだよ。
言葉なんていらない。気付かれないように繰り返すだけ。
ね・・・
リードを引かれるだけでマゾ色に染まる犬ができあがるでしょ?
アソコをカチカチにして、それを笑われ て、気付かない間に調教されてるんだよ。
言葉なんていらないね。 取り返しの付かない性癖を擦り込まれて泣くのは君なんだよ。

首輪のリードを引くだけのアソビ。
ブログで書かれていたことよりもトーンダウンしたアソビ。
それじゃあ満足できないよね?
もっと羞恥の極みを味わいたいんだよね?
でも・・・
よーく考えなさい。
君のリードは、誰も握ってくれないね。
リードを引いて遊ばれるだけのことも、君には夢のまた夢。
そこで嫉妬していなさい。
あはは
あははは
犬に嫉妬されても、心は痛まない。
可笑しくて楽しい気分になるだけ。
ねえ。
短いリードがいい?
長いリードがいい?
そんなこと質問されてみたいでしょ?
選ばせてもらえる喜び。
選ばされる屈辱。
リードを繋がれるカチっていう音。
金属同士がぶつかる音。
顎の下の、君には見えないところで繋がれるけど、音だけは聞こえるんだよ。
繋がれちゃった嬉しさと恥ずかしさ。
逃げられない嬉しさと恥ずかしさ。
隠れられない嬉しさと恥ずかしさ。
握ったリードを伝わって、私が感じ取る。
MとSのステキなコミュニケーション。
でも、君のリードは誰も握っていないね。
いいよ。ドアノブにでも繋いでおきなさい。
リードを握って下さいって泣きながら、ドアノブに繋がれたまま、今日も射精してごらん。
あはは
あははは
射精できたら、君は嫉妬犬だよ。
私の一番残酷な部分に触れられるのは、嫉妬犬だけだよ。
でもね、私の優しい部分には、絶対に触れられないんだからね。
君の居場所は、ドアノブにリードで繋がれた場所。
嫉妬犬らしくてステキじゃないかな?
あはは
あははは
ドアノブに繋がれてる姿を想像したら笑っちゃうね。
スーパーの駐車場に繋がれた小型犬みたいだね。
寂しくて鳴いてる犬みたいだよね。
今日は寂しく鳴いていなさい。
私の心の中の、一番冷たくて残酷な部分に触れながら、泣いて射精しなさいね。
それができたら、ドアノブ犬って呼んであげるよ。

