嫉妬犬 その2

嫉妬犬としての射精は、どんな気分なのかな?
射精する瞬間に興味ないけど、どんな気分だったのか告白させてみたいかな。
男が嫉妬してるなんてミットモナイけど、君は嫉妬してていいからね。
そもそも君に、男性としての魅力なんて感じていないから心配しないでね。
君はね、いつも惨めに嫉妬して泣いていなさい。
そうやって少しずつ、負け癖をつけてあげる。
負けて悔しくて射精する犬にしてあげる。
最低の射精。
射精を禁止されるほうがマシだよね。
射精させないでって懇願してもいいけど、命令されたら射精するんだよ。
嫉妬犬らしい射精を、存分に楽しませてもらうからね。

床に養生テープを貼って、1メートル四方の枠、君専用の居場所を作ってあげるね。
君は、養生テープを越えちゃダメだからね。
脱いだストッキングやブラウスを、養生テープの外に脱ぎ捨てるよ。
じっくり見ても構わない。
でも、君は養生テープを越えちゃダメだったよね。
触れることも近づくことも、君にはできないんだよ。
指を咥えて眺めていなさい。
欲しくても手に入らない。それが君にとってのフツーだからね。
欲しいものがあっても、指を咥えているだけ。
何もできない。
それが嫉妬犬だよね?
首輪とリードも、養生テープの外側に置いてあげるね。
これで繋がれたかったんだよね。
あ。リードだけ私が握っててあげるね。
首輪は床に落ちたままだけどね。
首輪で繋がれたかった?
あはは
あははは
ダーメ。
君は嫉妬犬だったでしょ?
嫉妬犬の住む世界は、枠の内側だけ。
枠の外の世界に憧れていなさい。
クスクス
君の居場所は、その小さな枠の内側だけ。
そこで指を咥えて、悔し泣きしてるんだよ。

それで・・・
嫉妬犬の枠は・・・
君の枠は・・・
誰が、作ってくれるの?
ぷっ。
あはは
あははは
カワイソウ。
枠を作ってくれる飼い主がいないんだよね。
君を閉じ込める枠は、私だったら簡単に作れるのに、誰も作ってくれないんだね。
私はね、これから70cm四方の狭い枠を作るんだよ。
閉じ込めるだけで、とっても辛い思いをさせる狭い枠。
そんな狭い枠で四つん這いさせられるのは、とっても辛そうでしょ?
両手と両膝の4点で身体を支えないとならないんだよ。
膝から下は、浮かせておかないとね。
簡単そうに見えるけど、とっても辛くて泣いちゃうよね。
君には枠がないから、良かったね。
自由で良かったね。
あははは
あはははは
文句があるなら、今日もドアノブ犬にするよ?
どうする?
君には、ドアノブ犬が似合ってるんだよ。
今日から優しくしようと思ってたけど、まあいいかな。
ドアノブ犬、今日も嫉妬しながら射精しなさい。
あはは
あははは
「ぷっ」って吹き出されて嬉しいんでしょ?


