暗示 その33
2007/10/17(水)
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今回は、感情のコントロールに挑戦してみましょう。

嬉しいでしょ?
そう言われたら、君は、「はいっ」と返事をする。
返事をすれば、嬉しくなるよね。
脚にキスしてごらん。
嬉しいでしょ?
いままで、脚にキスすることが嬉しくても、嬉しいって素直に表現できなかったでしょ?
恥ずかしくて、素直になれなかったんだよね。
命令されたから仕方ないって態度だったもんね。
でも、嬉しいでしょ?って聞いてあげれば、素直に認められるよね。
脚にキスすることが嬉しいって。
今日は逝かせてあげる。
嬉しいでしょ?
今日はオアズケにしてあげる。
嬉しいでしょ?
こんな風に言われたら、
逝かせてもらえても、もらえなくても、どっちでも嬉しいよね。
嬉しいでしょ?って言われれば、嬉しくなるんだよ、素直なマゾはね。
エゴマゾにならないように、喜んでも良いタイミングを教えてあげるね。
ほら。
服を全部脱いで、そこで直立してごらん。
嬉しいでしょ?
嬉しいこと、いっぱいしてあげるね。
今日は、逝かせてあげる。
射精管理中でもね。
嬉しいでしょ?
管理を開始して、すぐに射精させるなんて、罠があると思ってる?
そうだよ。 罠だよ。
でも、その罠に掛って苦しむのだって、君は嬉しいはず。
うそ。 今日は、ちゃんと逝かせてあげる。
あまり焦らされずに逝っちゃう虚しさを覚えてもらうため。
うそ。 これも嘘だよ。
こうやって男の気持ちを弄びたいだけだよ。
君は、弄ばれてるね。
射精をエサにされて、気持ちもプライドも弄ばれているね。
嬉しいでしょ?
はあはあって荒くなった呼吸。
虚ろになった目。
カラカラになった喉。
ぼやけちゃってる脳。
君は、そうやって嬉しさを表現するんだね。
否定することはできない。
肯定するのは恥ずかしすぎる。
抵抗できないまま、言葉だけで苛められているね。
嬉しいでしょ?
釣 り糸と針が見えていたら、エサに喜ぶ魚なんていないよね。
でも君は、罠って知っていても喜ぶんだね。
可哀そうだね。
嬉しいでしょ?
って聞かれたら、拒否できないよね。
それどころか、嬉しくなるよね。
言葉だけで弄ばれてるよ。
これからは、君の感情もプライドも、簡単に操られるんだよ。
嬉しいでしょ?
って聞かれたのに首を横に振ったら、どうなると思う?
怒られる?
嫌われる?
捨てられる?
違うよ。
好奇心でいっぱいの目で見降ろしながら、こう言ってあげる。
マゾのくせに。
あはは。
ずっと前にセットしておいたキーワード。
覚えてるよね。
マゾのくせに。
って嘲笑されて、君の心はマゾの毒に犯される。
脳細胞がトロトロに溶けて、一瞬のうちに、マゾに堕ちるよね。
そうしたら、もう一度聞いてあげる。
嬉しいでしょ?
もう、心の中に逃げ道はない。
逃げられないように躾けられちゃったんだよ。
逃げ道なんて、とっくになくなっている。
私の言葉を聞かないようにしていても、ムダだよ。
だって、君の心の深いところに刺さっている言葉は、絶対に忘れることはできないから。
私の言葉を忘れたい。
私の言葉から離れたい。
そんな気持ちが強くなればなるほど、私の言葉は心に刷り込まれていくよ。

