暗示 その39
2007/11/03(土)
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今日は、暗示です。
一応、このブログの人気コーナーですね。

私からのメールが届く。
君の携帯に、朝早く届く。
ただの「おはよう」っていう挨拶。
天気がいいね。
今日は、何しようかな?
そんな他愛のない話題。
でも、次に届くメールで君はマゾに堕ちるかもしれない。
君の心の深いところに植えつけられた願望とキーワード。
眠りから覚めたばかりの君に、防御する準備はできていないはず。
いつものメールと思って読んだら、大間違い。
え。
そ、そんな、、、
って思った時には、もう遅い。
奇襲攻撃されて、君の理性が崩壊するね。
覚悟しておくといいよ。
メールの題名は、「実験 その1」。
そのメールでね、君は、実験動物にされちゃうんだよ。
ペットは人間以下だけど、愛される存在。
奴隷は、愛されていないかもしれないけど、人間として認められている。
実験動物は?
観察の対象でしかない。
どうやったら壊れるの?
どこまでだったら耐えられるの?
どの一言が、君をマゾにしちゃうの?
そんな悪魔のようなメールだけどね、
君は、そのメールを開くことを禁じられる。
読んじゃダメ。
メールを開いてもいいのは、受け取ってから24時間以上経ってから。
どんな内容が書かれているか気にしながら、一日を過ごすんだね。
その時間が、君の理性を疲れさせるんだよ。
ドキドキすることにも疲れちゃうんだね。
メールの存在を忘れさせないように、夜には「実験 その2」を送ってあげる。
寝る前に、それを受け取る。
でも、もちろん、それも読んじゃダメ。
ひとりエッチしたかったら、してもいいけど、逝っちゃダメ。
24時間が経ったら、ひとりになってメールを開くんだよ。
そこに書かれていることには、逆らっちゃダメ。
だって、これは実験なんだから。
あはは。
君は、自分の理性を壊す実験のため、24時間も耐えなくちゃいけないんだよ。
そして、ゆっくりと壊されていく。
「実験 その2」を読まずに捨てれば、ちゃんと助かるから、心配しなくてもいいよ。
でも、君は、間違いなく「実験 その2」を読むことになる。
読み始めた瞬間に 、実験は成功だってことを君は思い知るはず。
そして、自分がマゾであることを、一生自覚し続けることになる。
そんなメールが届いたら、君はどうするかな?
読まずに削除すればいいだけ。
でも、それができるくらいならね、君はマゾになる心配なんていらないんだよね。
あはは。
携帯メールを受け取った時に君の顔がみれなくて、とっても残念。
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