大作戦 その3
バラの花束の秘密

真面目な顔をしていましたが、頭の中はエッチなことでイッパイみたい。
「じゃあさ、まず一本目、使ってもいい?」
「はい

もう二人ともドキドキでした。
「今日は、朝まで一緒に居て欲しいんだけど・・・」
「はい。 それが一つめですね。」
と言って、彼の持っていたバラの花をひとつ抜いて、道に捨てちゃいました。
「あと二つですね。 どんな命令にしますか?」
Kさんは「お願い」って表現したのに、私は「命令」って言い換えました。
もっとSっぽくならないかな? という期待を込めて。
う〜ん。 恥ずかしくて、この後のことは書きづらいです

Sっぽい命令をされたんだったら、書けるんですけど。
なんかロマンチックなお願いだったんです

ホテルに入ってから、二つ目が《キス》で、三つ目が《次のデートの約束》でした。
え〜

優しく抱擁してもらって、その後は、流されるようにエッチしましたけど、何でバラを使って《アブノーマルなこと》しないのよ

このままでは、KさんをS男に育成できないかな?
今回のことで分かったこと
M男達は、S女性を探すのって大変ですね。 ってこと。
だって、ここまでお膳立てしてあげて、Mっ気を発揮したのに、気付いてくれないもんね。
逝きそうになった時だって、「だめ、、もう、、、逝っちゃうよ・・・」みたいに言ったんだからさ、焦らすとか恥ずかしがらすようなことを言うとか、いろいろあるじゃない?
でも、Kさん、なんていったと思う?
「一緒に逝こうね。ん、、、ん、、」
だったぞ〜
私だったらさ、とりあえず焦らすんだけどな〜
その時点では、バラも一つ残ってたんだから、逝きそうな女の子を焦らして・・・って考えたら、いろいろあるよね。
私の苦手なフェラかもってドキドキしてたよ。 あ、いつかフェラをお願いされたときの逃げ方を教えますね。
最後のバラで、「オナニーしてよ」って言われることとか想像してたのに・・・
M系の妄想していて叶えられないと、とても残念ですね。
「なんで自分の心の中だけで盛り上がってたんだろう」って、後悔というか虚しさといか、嫌な気持ちになりますね・・・
いっぱいチャンスをあげたつもりなんだけどなぁ。
そういえば、ノーマルにエッチするのって、久しぶりでした。
なんか物足りない・・・
お姫様みたいに扱われたんだけど・・・
今夜は、Tクンでも呼び出そうかしら・・・
でも、就職活動中って言ってたし・・・
M男性の皆さんへ
苛めて欲しいのに苛めてもらえないときのMの気持ちを理解しました。 今ならタップリの苛めてあげますよ。



