fun復刻:男を思い通りに操る術、教えます。

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小説 「嵐の夜に」 その9


恥ずかしい過去の告白ですね。


でも、こういう期間が大切だったから・・・


暗示シリーズ復活を願うメールをたくさん頂きました。


小説を応援してくれるメールもたくさん頂きました。


どっちの意見も、私を励ましてくれています。


私の過去を知ってもらったほうが、次の暗示は、より深く掛かってもらえると信じています。


だから退屈な小説でも、意味があるんですよ。 M系男子の皆さん。


あと一週間で小説が終わるはずです。 もうちょっと我慢してくださいね。


と言いつつ、シーズン2に突入するかもしれません。


※今日の記事は、タイマー投稿です。 メール・コメントにお返事できないかもしれません。


 

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深い眠りから醒めると、体がだるかった。


最近、エッチなことばかりしているような気がする。 しかも私だけが逝ちゃってる。 こんなこと続けてたら、体を壊しちゃうような気がする。 頭もおかしくなる。


テッチャンとキスをするだけで、自分の手で逝かされる瞬間を思い出しちゃう。 だから、キスする瞬間に、顔が赤みを帯びる。 自分でも分かるし、テッチャンも気付いている。


夏休みには、結局、どこにも旅行に行かなかった。 ふたりで過ごす時間を増やしたせいで、アルバイトを減らしちゃったから。


そして9月になって、大学が始まった。


私の部屋で一ヵ月半もの間、エッチばかりしていたことになる。 無駄な日々だったのか、充実した日々だったのか。


・・・ 普通の生活に戻れるのかな、、、


テッチャンも、同じことを言っていた。


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サークルには、久しぶりに顔を出した。 サークルのイベントで、夏休み中に八ヶ岳で合宿をしていたみんなとは、もう、話が合わなかった。 サークルの中で彼氏を見つけた友達が増え、そうじゃない友達は、「恋人募集中」だった。


もう、ここには居場所がないかな。


そう思いながら、久しぶりに大勢でテニスを楽しんでいると、新鮮な気持ちに戻ることができた。


ふたりだけの世界は楽しいけど、ふたりだけの世界に閉じこもってちゃダメだって感じることができた。


友達と話をしていても、夏休みの思い出話ばっかり。 その場にいなかった私が話についていけるはずもなく、ただ頷いて聞いているのが精一杯だった。


休憩を終え、ウォームアップをする。


・・・ 思いっきりテニスして、汗をかこうかな。


筋肉が熱を帯び、血液の毒素が汗になって流れる。 長くなって邪魔になってきた髪を束ね、化粧が落ちることも気にせずに走り回った。


スポーツって、やっぱり、気持ちいい。


脚がガクガクするまで、走り回った。 遊びのテニスだから、見送っても構わないようなボールにも喰らいつく。


「頑張ってるなぁ。 1年の、、、、石川だよね?」
背の高い男。 きっと3年生で、理学部の、、、名前を思い出せない。
軽く頷いて、「そうです。」と返事をした。


「俺とミックス組んでみない?」
テニスが上手いことは、サーブを見ただけで想像がつく。 背も高い。 背の高い男とダブルスを組むのも悪くないと思った。


もちろん、この男にも、私に彼氏がいるって情報は伝わるはず。 それでも、ダブルス組んでくれるかな? 値踏みをするように見つめていると、大きな声で笑っていった。


「決まりだね。 今度のトーナメントは、一緒に出ようぜ。」


名前を思い出せなかったから、こう返事をした。


「いいですよ。 先輩。」って。


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サークルに顔を出すことが増えて、山川先輩の友達数人とコートを予約して、少人数で練習することもあった。


テッチャンには内緒。 テッチャンに知られたら、きっと勘違いするから。


私の遊び相手が、大学3年生になった。 7〜8人くらいのグループで、男女は半々くらい。 山川先輩には彼女がいない。


車で遊びに行くことも多く、同級生よりもずっと大人に感じた。 お酒も、各自が適量を飲むだけ。 無理やり飲ませることもないし、大騒ぎをすることもない。


なんか落ち着いた感じだった。


テッチャンと比べることは、昨日までは一度もなかった。 山川先輩からデートに誘われるまでは。


「私、彼がいるんですよ。 それでも、、、いいですか?」
どうしたら良いのか分からなかったから、正直に話しをする私。 笑顔で受け止めてくれる先輩。


「彼氏に内緒にしておけば、いいんじゃない?」
悩んだ私がバカだったのかな?って思えるようなシンプルな答え。


シンプルな答え。でも、私が考えていた答え。 期待していた答え。


ごめんね、テッチャン。 ただのデートだから。 一番好きなのはテッチャンで、それは、絶対に変わらないからね。


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