fun復刻:男を思い通りに操る術、教えます。

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小説 「嵐の夜に」 その12


アクセス数を激減させた、不人気小説 「嵐の夜に」ですが、応援メールは、ふたつの意見がありました。


テッチャンを奴隷にした時点で完結としたほうが読んだ方の想像力を掻き立てるんじゃないかという意見と、その後のエスカレートしていくところを読みたいという意見のふたつです。


書くのに飽きてきた私にとって、前者の意見は頼もしい限りでした。


でも、久しぶりに読み返してみたら、続きを書きたくなっちゃいました。


だって、ここからが本領発揮でしょ?


 

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年末になると、サークルのイベントが多く、出費もかさんでしまった。 本当はスキーに行きたかったけれど、そんな余裕はなかった。


「どうせ実家に帰るんだったら、早く帰って食費を浮かそうか?」
つまらない意見だったけど、それが一番現実的だった。


実家に帰ると、大掃除で出てきた私の荷物が一箇所にまとめられていた。 私の部屋は物置のようになっていて、心安らぐ場所ではなくなっていた。 居間はリフォームして「リビング」になっていた。 膝の悪い父親が、畳よりも椅子のほうが楽ってことが理由だったらしいが、「懐かしい我が家」に帰ってきた気がしなかった。


テッチャンと近所の神社に初詣に行った。 テッチャンと私が一緒に歩いているのを見かけて、高校時代の友達が話しかけてきた。 そして、みんなが注目したのは、私の右手の中指で光る指輪だった。


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指輪は、クリスマスにテッチャンから貰ったもの。


左手のときは、テッチャンは彼氏。
右手のときは、テッチャンは奴隷。


そういう意味を持たせただけで、この指輪は、魔法の指輪のようなチカラを持った。

奴隷と彼氏を選ぶ権利は、私が持っているというコト。
その指輪は、権利をもたない男から献上されたというコト。


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「誰から貰ったの?」
なんて聞いてくる高校時代の友達。 テッチャンからのプレゼントってことは分かっているはずなのに、私の口から聞きたいらしい。 困惑する私のとなりで、テッチャンは嬉しそうに笑っていた。


「さっちゃんは、何をプレゼントしたの?」
なんてことを聞かれた。 その質問には、テッチャンも困った顔をした。


私からテッチャンへのプレゼントは、赤い首輪だったから。


真っ赤な顔で困っているテッチャンを見て、手編みのマフラーでも貰ったんだろうってことになったけど、ふたりとも否定もせずに笑ってごまかすしかできなかった。


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久しぶりに東京に帰ってきた日、二人の思いは同じだった。


部屋に入ると同時に、テッチャンがキスを求めてきた。 普通の恋人同士のようにキスをして、優しく抱擁された。


あ。 左手だった・・・


抱きしめあったまま、指輪を外して右手の中指にはめなおし、そして右手をテッチャンの目の前に差し出した。


「あああ、、」
と小さな吐息を漏らしながら、私の前で膝をついた。 私の肩を抱いていたテッチャンの腕は、膝をついたときには、私の腰を抱きしめていた。


「今日は、許してください、、、」
涙目になって小さい声で訴えるテッチャン。 優しく微笑んで、指輪を左手に嵌めなおす私。


「どうして? もう、奴隷は嫌になっちゃった?」
テッチャンの髪を撫でながら、優しく質問すると、テッチャンは何も言わずにキスをしてきた。


私のコートの中に手を差し込んで、片手で腰を強く抱き、もう一方の手で胸を触ってきた。 単に発情しているようにしか見えないし、10日くらいエッチしていなかったからだと理解できた。


それに、あそこは固くなっていて、ズボンの中で窮屈そうにしている。 軽く手で握っただけで、テッチャンの呼吸が荒々しくなっていく。


私は慌てて指輪を嵌めなおして、テッチャンに見せた。


「うう。。」と嗚咽するような声を上げ、再び膝をついたテッチャン。


「いい子。奴隷は立って歩いちゃいけないんだよね。」
と言った。 荒い息のまま悔しそうに俯くテッチャン。


「今日は、いっぱい苛めてあげる。」
そういって首輪を取り出して、テッチャンの目の前に放り投げた。


「自分で着ける? それとも、ちゃんとお願いできる?」
首輪を自分で着けることだけはどうしてもできないというテッチャンに、意地悪な二択を突きつける。


「ううう・・・」
唇を噛み締めながら首輪を手にとり、私に差し出しながら恥ずかしい言葉を口にする。


「首輪を、、、嵌めて、、、」


俯いて動かないテッチャン。 歩み寄って耳元で囁く私。


「く・だ・さ・い、でしょ?」


ズボンの中で固くなっている。 はっきりと分かるほど大きくなっている。


「なんかすごいね。」
と言って膝と太腿で優しく圧迫しながら、彼の言葉を待つ私。 腰を引きながら、次の言葉を口にするテッチャン。


「首輪を嵌めて、、、ください、、、お願いします、、、」


無言で首輪を嵌めて、私は満面の笑みを見せる。 テッチャンも照れ隠しのように苦笑いする。
でも、もう泣き出しそうな情けない顔で。


膝立ちしているテッチャンの正面に、小さめの椅子を置く。 その椅子に腰掛けて、テッチャンのコートを脱がした。 シャツも脱がせると、あとは白いTシャツだけ。 そのTシャツの裾を持ち上げると、テッチャンは脱がしてもらえると勘違いして、両手をバンザイした。


「あはは。 違うよ。 アーンしてごらん。」
Tシャツの裾を咥えさせられたテッチャン。 テッチャンの乳首を弄ぶ私。


Tシャツを咥えた口からは、苦しそうなテッチャンの喘ぎ声が漏れていた。


そして、膝と脛で、テッチャンの急所を擦りあげる。 ズボンを履かせたまま。


テッチャンの喘ぎ声は、射精が近づくと、少し甘えたような声に変わってくる。 両目を固く閉じたまま、首を横に振っている。 このまま続けたら、もう射精してしまうってことを伝えようとしている。


「あはは。 これで逝っちゃうの?」


そんな言葉がテッチャンの理性を崩しているなんて、その時は知らなかった。 ただ面白くて聞いただけだったから。


「じゃあ、目を開けて。」
テッチャンの乳首を摘んでいた両手を離し、咥えさせたTシャツを元に戻す。 開放されたことに安堵しているような表情をしているけど、少しワザトラシイ。


指輪を外し、テッチャンに渡す。

指輪を受け取ったテッチャン。
両手を並べてテッチャンの前に差し出した私。


「好きなほうの手に嵌めていいよ。」 


テッチャンは指輪を左手の人差し指と親指でつかみ、テッチャンの右手を私の右手中指に添えた。


「そっちは、奴隷のときだよ。」
テッチャンが間違っていると勘違いした私。 上目遣いで許しを請うような表情を見せるテッチャン。


その場の空気が止まったように感じた。


「テッチャンがそうしたいなら、それでいいよ。」
指輪で飾られた私の右手に、テッチャンは優しくキスをした。


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男性を奴隷にしているときよりも、奴隷というコトを確認させているときのほうが興奮しちゃいます

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