暗示 その68
2012/06/24(日)
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鞭に興味を持っちゃったかな?
どんどんマゾになっていくね。
痛いことに興味を持つなんて、最初の頃には想像してなかったでしょ?
どんどんマゾになっていくね。
痛いことに興味を持つなんて、最初の頃には想像してなかったでしょ?

君の怯える視線を全身で感じながら
鞭に手を伸ばす。
握ってしまったら
最低10回は叩かれる。
笑顔をみせてあげる
私の笑顔を見て、
君は安堵の表情を浮かべながら
目は絶望の色に変わっていく。
私の笑顔が好きだから、
君は安堵の表情を見せたんだよね。
でも、その笑顔の意味を考えてごらん。
なんで私が笑ったのかな。
何を想像して笑顔になったのかな?
想像してごらん。
やっぱり絶望だよね。
君に絶望を与える為に鞭に手を伸ばしてる。
今、何か聞いたら、君はYESしか言えないね。
でも、何も聞いてあげない。
逃げ道は与えない。
葛藤もさせない。
受け入れなさいね。
鞭を握って君の背後にまわる。
君の肌に、嫌な汗が流れてる。
汗をかきながら鳥肌になるなんて、
初めて見たよ。
君に近づく。
背後から一歩ずつ近づく。
鞭で背中を触れるだけ。
汗が流れる
鳥肌がたつ
この緊張感がたまらないね。
目を固く閉じてるね。
唇を噛みしめて、悲鳴を漏らさないようにしてるんだね。
さ。
いくよ。

君の肌に触れたのは、
鞭ではなくて
私のカラダ。
コットンのワンピースが
君の背中から汗を吸い取る。
肌触りのよいコットンが
鳥肌を癒しているね。
背後から優しく抱きしめてあげる。
鞭の代わりに飴を与えてあげる。
呼吸が整うまで、こうしてようね。
呼吸が整ったら、膝枕で休ませてあげる。
緊張しすぎたみたいだから、安心して休みなさい。
これは命令だよ。
甘えてもいいから、精神を休ませてごらん。
ねえ。
教えてくれる?
鞭、欲しかった?
ん?
私の質問が分からなかったみたいだね。
もう一度、聞いてあげるね。
君は鞭を求めてしまうマゾですか?

また一歩、引き返せないマゾになりましたね。
もちろん、私は責任取りませんよ。
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