淳の調教 その5
こんな状態まで追い詰められてから貞操帯。
素敵ですよね。もう、どんな躾でも簡単。
どんな躾でも、ね。
素敵ですよね。もう、どんな躾でも簡単。
どんな躾でも、ね。

金属製の貞操帯に施錠された淳は、精神が少し崩壊したのかもしれない。
首輪の留め具を外し、少し弛めて楽にしてあげた。
放心状態。
冷房を入れて、少し涼しくしてあげる。
水で絞ったハンドタオルで顔や首筋を拭いてあげる。
冷たい水を口移しに飲ませる。
看病のように淳を介抱する。
意識がはっきりとするまでの一時的な特別待遇だけど、淳には最も大切な時間なのかもしれない。
遠くを見つめていた淳の瞳から、一筋の涙が流れた。
「淳が経験したいって言ったからだよ。お望み通りでしょ?」
射精したい気持ちは、射精させるまで一秒たりとも胸裏から消えることがない。
忘れようとすればするほど、さらに深く刻み込まれる。
貞操帯を開ける鍵ですら、淳には 妖艶に見えるほど。
ようやく調教できる状態に追い込んだ。
なんでも言いなりになれる状態に堕とした。
淳にとっては、ここがゴールだったのかもしれない。
私にとっては、ここからがスタートなのに。
「次に会えるのはね、来週かもしれない。」
その言葉に、淳は大粒の涙を流して嗚咽した。

こんな状態になりたいって思う方がいるかもしれませんが、この先のことを考えたら考え直しちゃうかもね。

