目覚め その7
今日も雨ですね。
花粉が減るので嬉しいですけど、せっかくの休みなのに・・・
花粉が減るので嬉しいですけど、せっかくの休みなのに・・・

『て、てい、、、』
震えた声しか出せない彼。
黙って彼を見下ろす私。
『貞操帯で、、、狂わせて、、、下さい。』
言い終えて首を左右に振っている彼の姿は、精神の崩壊に耐えようとして必死にもがいているように見えた。
彼の髪を優しく撫ぜて、ハイヒールを膝の上に戻した。
『よく言えたね。』
微笑んだまま、何度も彼の髪を撫ぜ続けた。
『ご褒美として、、、』
彼の鼓動が、さらに早くなっていった。
『ハイヒールで踏んであげるね。』
ハイヒールで彼のアソコを優しく踏みしめた。
『嬉しい?』
彼は一瞬の葛藤のあと、私を見つめたまま大きく頷いて、そして、小さい声で返事をした。
『はい、、、嬉しいです。』
恥ずかしさに顔を紅潮させて、しっかりと私を見つめたまま言ってくれた。
『逝かせて欲しいなら、ちゃんとオネダリした方がいいよ。』
楽しい気持ちで胸がイッパイになっていくと、彼に対する愛情が形を変えて意地悪な言葉になった。
『そうじゃないと、きっと後悔するよ。』
『オネダリはしないよ、、、 でも、、、』
意外な返事に少し驚いた私。
覚悟を決めたように話続ける彼。
『後悔しないよ、、、 チカちゃんが、、、逝かせたいって思うまで、、、』
彼は、私の膝に丁寧なキスをした。
『好きなだけ我慢させて、、、いいから、、、好きなだけ、、、』

