M転小説 スワン・クラッチ(後編)
2012/08/15(水)
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スワン・クラッチは、本当に意地悪なローターなんですよ。
アソコを締めるとビビビビビってなるんです。
強く握れば、振動も強く。
弱く握れば、もどかしいだけの振動。
アソコを締めるとビビビビビってなるんです。
強く握れば、振動も強く。
弱く握れば、もどかしいだけの振動。

お尻を叩かれる度にアソコが締まるってこと、意地悪な玩具に教えられた。
叩く力に強弱をつけられてくると、泣きたいくらい恥ずかしいことが分かってしまった。
強く叩かれた時だけ、アソコが締まるんです。
逃げたくなるくらいの、泣きたくなるくらいの痛みがあると、ギューって締め付けるんです。
「優しく叩いても、この玩具、反応しないんだね。」
反応してないのは、玩具じゃなくて、私のアソコ。
もしかして私のことを玩具って言ってるの・・・
う、うう、、
そ、そんな、、、
は、恥ずかしい、、、
目尻からうっすらと涙が滲む。
そんな私のことを気 にもとめずに、彼は私の体を弄んだ。
ペチペチと軽くお尻を叩かれる。
「ほら、反応しない。」
「 じゃあ、これならどうかな?」
と言って思い切り叩かれた。
カラダが硬直するくらいの痛みとともに、ローターが強く振動する。
「あはは。 これくらいで反応するんだね。面白い玩具だね。」
強く叩かれた時だけ、振動が強く振動して、私に快感を与える。
悔しさと屈辱に涙が流れたけど、快感があることは否定しきれない。
こんなこと続けてたら、きっと狂っちゃう。そんな恐怖すら感じた。
リードを短く持たれているから、身を捩ることすらできないままで。

20分くらいお尻を叩かれていたら、アソコを締めるコツ・・・掴めた・・・
お尻を叩かれなくても、ローターを動かせるようになってきて・・・
自分の意思でギュって力んで、ローターを動かす・・・
両手を拘束されたまま、首輪で繋 がれたまま、ひとりエッチをしているような気分・・・
でもローターの振動は弱々しく、私を快感の沼に追い込んではくれない。
勝手に感じ始めた私を見て、彼はお尻を叩くのを止めちゃった。
私は、惨めに生殺しされている、まるで蛇のよう・・・

アソコに力を入れて、ローターを動かす。
それを至近距離で観察されている。
時々お尻を叩かれると、強い振動と屈辱的な痛みが私の理性を狂わせていく。
生殺しの苦しさから抜け出すには、言わなければならない言葉がある。
それを悟ってしまった途端、カラダの芯に火がついたように、熱く燃え始めちゃった。
私もやっぱりMなんだ・・・
彼は、もう、お尻を強く叩いてくれない。
優しく無意味に叩き続けているだけ。
意味があるとすれば、
もっと強く叩いて欲しいと言わせるため
それだけのために叩き続けている。
逝かせてもらうことは諦めて、もう、このまま生殺しでいい。
私がそう思った瞬間に、 彼はそれを察知して、お尻を思い切り叩く。
私のカラダに、ローターの振動を思い出させるために。
逝きたい気持ちになるまで、お尻を叩かれる。
どうせ生殺しにされるのに、アソコがローターを締め付ける。
あとで苦しくなるのに、快感を求めてしまう。
もう諦めないと、私、壊れちゃうね。

もっと強く、
もっと強く、、
もっと、もっと、、、
お尻を、、、
チカのお尻を、、、
チカが逝くまで、、、
もっと、
もっと、
もっと、
思い切り強く、、、
チカが泣いても、、、
叩くのを、、、
やめないで下さい、、、
チカが逝くまで叩いて下さい、、、

50.1% 実話です。
何がフィクションかというと
① 彼は貞操帯に施錠されていますが、そこは書きませんでした。
② 彼が叩くのを休んだのは、私を生殺しにするためじゃなくて、手が痛かったからだって。
③ お尻を叩いてください、なんて言いませんでした。
では、なんて言ったのかというと、
「こんなことして、覚悟できてるんだよね?」
です。
この、私の強がりを無視できれば、立派なS男性なんだけどね。
彼は、「あ、ああ、ごめんなさい、許して下さい、、、」って言って拘束を解いてしまいました。
解かれなかったら、どうなってたのかな?

Sな私が、ときどきMになっちゃう話が好きならコチラ。
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