目覚め その9
2008/03/23(日)
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次は、ご要望の多かったフィクション小説に挑戦してみます。
(背徳のプロローグですよ。)

3時間くらい経つと、彼はむくっと起き上がった。
私も目を覚ましていたけど、彼はトイレに起きたのかもしれないと思って、眠ったフリを続けた。
『あぁ、、、 鍵も掛かってる、、、』
貞操帯の鍵を確認して落胆の声を洩らした。
私のネックレスに鍵がぶら下がっていることを思い出したのか、私に近づいて服の内側に入っているネックレスを引っぱりだした。
『あった。』
そう言っただけで、ネックレスから手を離し、私の体に毛布を掛けた。
そして、頭にキスをしてくれた。 優しく丁寧に。
髪の毛にキスされたくすぐったさで目が覚めた、というフリをして、ゆっくりと目を開けた。
『起しちゃったね。』
優しい笑顔の彼。
私の体を抱きしめて、胸元に顔を埋めてきた。
甘えている時の仕草。
愛情で心が満たされている時の仕草。
『どうしたの?』
『なんでもない。 ただ、こうしてたいんだ。』
彼は、私に覆いかぶさるように乗ってきて、私に体重をかけないように四つん這いの姿勢になった。
私は両膝を立てて、彼を受け入れるような姿勢になった。
もちろん、貞操帯で閉じ込められたままでは、この先のことは何もできないのに。
『優しくしてね。』
笑いながら冗談を言った。エッチを彷彿させる言葉で彼の心理を探るために。
『優しくないのはチカちゃんだよ。』
ふたりで笑いながら軽くキスをした。
『そんなこと言うなら、もっと意地悪してあげる。』
彼の腰に両腕を回し、踵と肩でブリッジをして、脚を伸ばして自分の体を頭の方に押した。
腰にまわした両腕に力を入れて彼の腰を引きよせると、彼の貞操帯が私の下腹部に当たった。 もう一度ブリッジをして、もう少しだけ体を頭の方にずらした。
貞操帯の先端が、ちょうど私のアソコのそばに当たった。
彼の貞操帯を、太腿の付け根で包みこむように挟んだ。
『貞操帯がなかったら良かったのにね。』
両脚を動かして貞操帯を太腿で揉むような動きをしてみせた。
『チカちゃんは、本当に好きだね。』
そう言いながら、彼は呼吸と心拍を上げていた。
ふたりは笑いながらキスを交わした。
『今日から二か月だよ。』
『うん。 でも、もう一回だけでも、、、逝かせてくれない?』
『ダメ。 さっき逝ったばっかりでしょ?』
『そうだけど、、、 』
『今日は、もう、オシマイだよ。 君が本当に狂っちゃいそうだからね。』
『我慢させられるほうが、、、狂いそうなんだけど、、、』
優しくキスを交わして彼を抱きしめた。
『私が好きな時に、好きなだけ狂わせてあげる。嫌ってほどね。』
彼は、私の言葉で麻薬に犯されたような顔になり、ゆっくりと狂っていった。

感想を聞かせて下さいね。
貞操帯を持っている方で、管理されたい方を募集します。
メールもしくはメールフォームで応募してください。
条件
1. 10日程度まで連続装着可能な男性
2. 東京近郊に住んでいる方
3. デジカメで写真を送れる方(顔写真などは要求しません)
4. その写真をブログに載せても支障のない方
5. 独身または独身だと言い切れる方

レギンスとかカットソーとか、いっぱい買ってくれたみたいで嬉しいです。
強制的に女装させられることに潜在的な興味を持ってるM系男子って多いみたいですね。

あまりにも女性っぽいのはNGでも、こういうの着てひとりエッチさせられるくらいだったらOKでしょ?
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