途中で「醒める」というタブー その2
2013/09/07(土)
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昔からの読者の方は、ある種の記事が、次の記事の伏線だってことを知っていますよね?

途中で醒めるという「後味の悪いこと」を実体験として知っている読者も多いですよね。
私だって途中で醒めちゃうこともあるんだよって、読者に知ってもらいたくて書いたんです。
なぜって?
何日も射精させずに熟成させたM系男子を拘束して楽しむ方法を紹介したかったんだけど、「醒める」という前提が必要だったからです。

両手を革の手枷で拘束します。背中側で。
そしてベッドに横向きで寝かせます。
「まだマゾに溺れちゃダメだよ。」
って言ってから、アソコの先端だけをガーゼのハンカチで擦るんです。
優しく丁寧に、ゆっくりと、力を入れず。
腰を引いちゃうほどの快感みたいだけど、これだけだと射精できないんですよね。
ベッドの端まで追い詰めて、逃げることも逝くことも、マゾに溺れることも許さないんです。
もちろん知ってますよ。
とっくにマゾに溺れているってこと。
でも、知らないフリを続けるんです。
「まだだよ。溺れちゃダメ。」
「ちゃんと理性を保って。」
ハンカチで優しく擦りながら、他愛のない話を続けるんです。
「君だけ狂ったりしたら、醒めちゃうからね。」
呼吸が乱れて、目の焦点が合わなくなってるのに、
必死に快感を押しとどめようとしているケナゲさを見せてくれるでしょ?
アソコから液体が滲んでて、少しでも力をいれてアソコを握ったら
君は、快感で悲鳴をあげちゃいそう。
それなのに、私の他愛のない話に相槌を打ってくれるよね?

私の話、ウワノソラで聞いてない?
ちゃんと私の話を理解できてる?
まだ溺れちゃダメ。
まだマゾに堕ちちゃダメ。
まだ快感に屈服しちゃダメ。
あと5分我慢しなさい。
ねえ、勝手に狂ったりしたら、
君がどんなに溺れても、
絶対にかまってあげないからね。
まだ我慢だよ。
クスクス
って笑ってあげるんです。

そして君の我慢が限 界を越えたら、
君の頭を抱きしめてあげる。
私の胸で抱きしめてあげて、頭を丁寧に撫でてあげる。
それから
とびきりの
優しい声で
囁くの。
「狂いなさい」
って。

天使のような悪魔かな。
それとも悪魔のような天使かな。
きっとね、悪魔のような悪魔だよ。
だってね、「狂いなさい」って言ってからは、アソコに指一本触れないから(笑)
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